ミラノサローネ&フライブルグエコタウン視察3
今日は埼玉県深谷市にてOPEN HOUSEを開催しております。
天気の良い中、弊社の家づくりをご堪能頂けたらと思います。
さて、視察レポートはドイツの南西に位置しますフライブルグ市にある公団の省エネ改修の
実例と、市の中心から3km南下したところにヴォーバン住宅地の視察です。
ここを案内して頂いたのはフライブルグ在住の環境ジャーナリスト&環境コンサルタント
の村上敦氏です。国からの予算措置で、古い公団を間取りや仕様を変える省エネ改修工事を
行っている。これによって建築市場が潤い、雇用を生み出し、付加価値税という形で国に
戻し、目的の暖房エネルギー消費を省エネしているのです。
また、天然ガスを使って発電し、その排熱を利用し給湯や暖房に利用している。
日本でもこのような取り組みが行われているようだが、ドイツにとは比べものにならない。
国や町や自治体が三位一体とならなければ難しいでしょうね。
特に日本では利権が絡むので、先ずはこの問題を解決しなければ…
ヴォーバンの住宅地は軍用施設跡地を市が分譲、開発した住宅地です。
エネルギーコンセプト、省エネ住宅、カーフリーなどの対策を行い、温室効果ガスの
排出量が、対策をしなかった場合と比べ6割削減されたそうです。
まさに省エネエコロジーな国ドイツだから実現できたのだと思いますね。
弊社でも環境に配慮した、身体に優しい住まいを今後デザインしなければならないと
感じた視察でした。
ではまた。
「空間・ライフスタイルから考える家づくり」
thinks/㈱翼創建 http://www.tsubasasouken.co.jp